マレーシアで経験したGrabについて
ふと思いつき、LCC(エアアジア)を使ってマレーシアに行ってきた。
往復で32000円!東京と大阪を往復するような価格だ。今まではHISなどの旅行代理店でツアーを申し込んでいたけどインターネットを使って自分で手配をすればこんなにや安く行ける事に感動。
現地に友人が住んでいるので色々と現地の情報を教えてもらったが衝撃だったのがGrabという合法白タクサービスだった。これは欧米で利用者が拡大しているUberの東南アジア版のサービス。
ユーザーは行きたい場所をスマホに入力、詳しい住所がわからなくてもスマホの地図をポイントすれば目的地が設定される。
するとすぐに近くにいるドライバーから「私が行きます!」とレスがあり、到着までの時間が表示される。ドライバーの顔写真、名前、過去の評価、車種、ナンバーなども確認ができる。
ドライバーが今いる場所が地図上に表示されているので動いている様子を見ているのも楽しい。やがてピックアップ地点に到着するのでそれらしき車の車種、ナンバーを確認して乗り込む。後は何も話さなくても目的地まで連れて行ってくれる。これだけ!
僕がやった作業はスマホで目的地を入力してGrabの車種を確認しただけだ。
決済はクレジットカードで行われるためお会計は不要、予約した時点で料金は確定している。しかも料金はタクシーの70%くらい。
つたない英語で行先を告げなくても目的地にたどり着けてしまう。テクノロジーって凄い!
これがタクシーだとどうなるか?
タクシー乗り場に並んで、行先を告げる、移動中も本当に行先が正確に伝わっているかドキドキしながら過ごし、到着したらお会計、慣れない現地通貨で清算し、おつりが合っているのかどうかも怪しい状態で降車する。
一度、Grabを経験してしまうともう戻れない。例えるならば、ラインを経験してしまうともう電子メールには戻れないような感じ。
Grabは「移動したい人」と「車が空いている人」のマッチングサービスだ。
タクシー待ちの行列とか流しで客を探すとか、昔話になっちゃいそう。
【Grabのメリット】
・道路でタクシーを探す手間が不要
・あらかじめ料金がわかる
・どんなドライバーが来るのか事前にわかる
・ドライバーとの会話が不要
・アプリ上で運行ルートの確認ができる
・事前カード決済のため目的地でのカードサインや現金のやりとりが不要
・タクシーより料金が安い